【全豪OP】大坂なおみ 準決勝は〝因縁〟のセリーナが相手

セリーナと準決勝で戦う大坂(ロイター)

テニスの4大大会、全豪オープン(メルボルン)の女子シングルスで、世界ランキング3位・大坂なおみ(23=日清食品)の準決勝(18日)の対戦相手は〝因縁〟の同11位セリーナ・ウィリアズ(39=米国)に決まった。

セリーナは準々決勝(16日)で世界2位のシモナ・ハレプ(29=ルーマニア)を6―3、6―3のストレートで撃破。4大大会でシングルス通算23回優勝のベテランが大坂の前に立ちはだかるが、過去の対戦成績は大坂の2勝1敗。なかでも2018年の全米オープン決勝ではセリーナが主審に執拗に抗議し、警告を3度受けて物議を醸した。大坂が4大大会初Vを決めた歴史的な試合も、後味の悪さが残った。

それから2年以上がたち、大坂はトップ選手の地位を確立した。4大大会最多タイとなる24回目の優勝が懸かるセリーナは「(大坂は)とても強い選手。コートの外でも影響力がある」と話すが、大きな注目を集める一戦となりそうだ。

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