川崎・多摩川の黄金ナマズ、愛称「たまずん」に 名付け親は小学生

愛称が「たまずん」に決まった黄金色のナマズ

 川崎市は16日、愛称を募集していた黄金色のナマズの愛称が「たまずん」に決まったと発表した。1046件の応募から、市立東菅小学校3年の工藤杏珠さんら40人の作品が選ばれた。

 ナマズは体長約60センチで、昨年6月に同市高津区の多摩川で釣れた。黄金の色は「金運ナマズ」として縁起物になるほど珍しく、川崎河川漁業協同組合が「二ケ領せせらぎ館」(多摩区)に寄贈。現在は同施設で展示されている。

 より多くの人に愛されるよう、市は昨年11~12月に愛称を募集した。応募作品を12点に絞り、2次選考として同施設や市内小学生らが川に親しむ団体「市水たまキッズ」が審査、決定した。市多摩川施策推進課は「とてもかわいい名前がついたので、ぜひ見に来て多摩川に興味を持ってほしい」と話している。

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