米プロバスケットNBAトロント・ラプターズは15日(日本時間16日)に、チームの公式ユーチューブチャンネルで渡辺雄太(26)を特集した。
これは週替わりで選手にスポットを当てる「ラプターズ・ランダウン」というコーナーで、今回はわざわざ「ラプターズの要約 渡辺雄太主演」と日本語でのタイトルも表示された。
とはいえ、内容は完全にカナダや米国のファン向けのもの。司会者から「君はそのプレースタイルでとても有名になったけど、それはどこから来ているんだい?」とハッスルを前面に出すことに聞かれた。
これに対して渡辺は「NBAでプレーできることがモチベーションになっている。だからハードにプレーして、ハッスルする。それが僕だから」と答えた。また、リラックス法について聞かれると「家族や友達と話すこと」と明かした。
インタビューは1分ほどのものだったためにファンからは「もっとユータのことを知りたい」「これじゃ短い。もっと長いのを」といったコメントが書き込まれた。
ラプターズは新型コロナウイルスの影響で国境を越える移動の制限があるため、フロリダ州タンパを仮の本拠地にしており、渡辺はこれまで一度も地元トロントのファンの前でプレーしていない。
この状態は今シーズンいっぱい続く。渡辺の加入は明らかにチームにプラスをもたらしているので、ファンとしては「早く生のプレーを見てみたい」との思いが強いようだ。