テニスの全豪オープン(メルボルン)は17日、女子シングルス準々決勝が行われ、世界ランキング1位のアシュリー・バーティ(24=オーストラリア)が同27位のカロリナ・ムホバ(24=チェコ)に6―1、3―6、2―6で逆転負けを喫した。
バーティは地元期待のエース。今大会は第1シードとしてV大本命と目されていた。第1セットは相手を寄せ付けずに奪ったが、第2セットの第3ゲーム後にムホバがメディカルタイムアウトを取ったところから急変。ミスショットが目立ち、このセットを落とした。第3セットも盛り返すことができず、試合時間1時間57分で敗れた。
日本のエースで世界3位の大坂なおみ(23=日清食品)は前日に4強入り。同2位のシモナ・ハレプ(29=ルーマニア)は準々決勝で同11位のセリーナ・ウィリアズ(39=米国)に敗れているだけに、2年ぶり2度目の全豪制覇がグッと近づいた。
なお、大坂は18日の準決勝でセリーナと対戦する。