鉄は熱いうちに…巨人・原監督が北村を熱血指導!前日に3球連続見逃しで三振

北村(左)をマンツーマンで指導する原監督

巨人・原辰徳監督(62)が18日、中日との練習試合(那覇)の前に北村拓己内野手(25)にマンツーマン指導を行った。

指揮官は身振り手振りを交えて助言を送るだけでなく、自らトスを上げる熱の入れようで、時おり「そう!」とお墨付きを与えながら打撃向上へのヒントを授けた。

北村は前日17日の練習試合でサヨナラの絶好機をフイにしていた。0―0の9回二死一、三塁の場面で3球連続でストライクを見逃し、一度もバットを振れずに三振に倒れていた。原監督は試合後の会見で「最後、北村がね…」と名指しし「初球の真っすぐに反応できないとああいう結果になる。技術以前の問題だよね」と苦言を呈していた。

厳しい言葉を投げかけ、本人に悔しさが鮮明に残るうちに直接指導に当たる。まさに「鉄は熱いうちに打て」の精神で行われたマンツーマン指導は指揮官の期待の表れでもあり、ブレークのきっかけとできるか注目だ。

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