これも原マジック!? 巨人・原監督の直接指導を受けた北村が即豪快アーチ

本塁打を放った北村はベンチ前で祝福を受けた

巨人・北村拓己内野手(25)が18日、中日との練習試合(那覇)で対外試合でチーム初得点となる左中間席へ豪快な本塁打をかっ飛ばした。

上空を吹き荒れる風速10メートルの風もなんのそのだ。0―0の8回二死走者なしの場面。途中出場となった北村はこの日の初打席で、中日4番手・清水が投じた147キロ直球を完璧にとらえ、快音を残した打球は悠々と左中間フェンスを超えて着弾した。

前日17日の練習試合では9回二死一、三塁という一打サヨナラの場面で、バットを振れないまま3球で見逃し三振に倒れていた。これに原監督は「技術以前の問題」と斬り捨て、この日の試合前にマンツーマン指導に乗り出していた。超即効性のある〝原マジック〟に、ベンチに戻った北村は破顔一笑だ。

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