【大相撲】朝乃山が3月場所Vへ意欲 同郷・柴田理恵からの〝支援物資〟に感謝

若い衆とすり足をする朝乃山

大相撲3月場所(3月14日初日、東京・両国国技館)で2度目の優勝を目指す大関朝乃山(26=高砂)が東京・墨田区の部屋で稽古を行った。この日は相撲を取らず、重りを使ったトレーニングやすり足など軽めの調整で汗を流した。

この日は同じ富山県出身で親交があるタレントの柴田理恵(62)から食材の差し入れが届けられた。他にも、同郷の女優の室井滋(62)や落語家の立川志の輔(67)らから定期的に〝支援物資〟が送られてくるという。朝乃山は「(差し入れの品は)肉とかですね。テレビで見ていた人からいただいてうれしいですね。部屋全員がうれしいと思います。柴田さんとかはラインもくれたりする。『肉送りました』とか『相撲を見て力もらっています』とか」と明かした。

一方で、今は新型コロナウイルスの影響を考慮して里帰りを自粛中。朝乃山は「富山に帰りたいですね。富山の空気を吸いたい。前に行ったのは1年前。早いなって感じです。もうすぐ(昨年の春場所後に)大関になって1年ということですよね」と大関昇進後に実現できていない〝凱旋〟を熱望していた。

まずは3月場所で優勝を果たし、故郷に吉報を届けたいところ。「大関は結果を求められる。優勝しないと横綱という話は出てこない」と意気込んだ。

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