駅周辺、浸水リスク小 宮崎市新庁舎候補、比較検討会

 宮崎市役所本庁舎の建て替えを議論する「市民検討会」(國武久登委員長、17人)の第3回会合は18日、同市の市民プラザであった。建て替え候補としている「現在地」「JR宮崎駅周辺」など4エリアについて、大規模洪水があった際の被害想定などを示した。
 市は、道路などが50センチ浸水し、その後50センチ未満となるまでの「浸水継続時間」について説明。宮崎駅周辺については、50センチ以上浸水するエリアが少なく、浸水した場合でも浸水継続時間が短いことを指摘。一方、現在地周辺では、「12時間から最大3日程度継続する」としており、車での災害時の物資の運搬などに支障が出る恐れがあるという。

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