久保建英の恐るべき経済効果! ヘタフェ早くも獲得費用回収 退団クラブは凋落

久保効果でヘタフェはホクホク!(ロイター)

〝日本の至宝〟の効果は絶大だった。スペイン1部ヘタフェが早くも日本代表MF久保建英(19)を獲得した費用を回収したと、スペインメディア「デフェンサセントラル」が報じた。

同メディアは、これまで久保が所属したクラブがピッチ外で大きな影響を受けているとし「日本市場からの注目は大きい。久保がスペインリーグに来たため、その興味は(イングラド)プレミアリーグを上回っている」とし、久保が所属したマジョルカ(現2部)、ビリャレアル、ヘタフェの3クラブが「ポジティブな影響を受けている」とした。

中でも1月に久保を獲得したヘタフェは、クラブのSNSフォロワーが急増。すでに5%も伸びているとし「ヘタフェは久保のレンタル移籍に125万ユーロ(約1億6000万円)を支払ったが、すでにこの数字を回収する結果が出ている。ヘタフェはこの数週間で、スペインリーグの中でも最も成長したクラブとなった」と伝えている。

逆にビリャレアルは1月の久保の退団後にフォロワー数が1・1%も下降。「スペインリーグで人気が下がったのはビリャレアルだけ」と大きな打撃を受けているようだ。

また、久保が昨季に所属したマジョルカが大きな影響を受けたとし、昨シーズンに日本でもっとも視聴された試合はマジョルカ―ビリャレアル戦で、上位10試合中、8試合がマジョルカの試合だったという。

ピッチ内では苦戦が続く久保だが、ピッチ外ではスペインリーグを驚かせるほどの活躍を見せているようだ。

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