神奈川県内の医療従事者へのワクチン接種、13万人から30万人に対象増加

ワクチン接種を受ける医療従事者=18日午後3時半ごろ、横浜労災病院

 新型コロナウイルスワクチンの医療従事者への接種を巡り、神奈川県内の対象者数が当初の推計から17万人増加し、30万人になったことが19日、県への取材で分かった。関係団体と協議した結果、対象範囲が拡大したという。

 都道府県が行う医療従事者らへの接種は、感染の可能性のある新型コロナ患者と接する機会の多い医師や看護師らのほか、救急隊員、保健所職員、薬剤師、自衛隊員、一部の自治体職員が対象となる。

 県は1月上旬、統計資料などを基に、厚生労働省に県内の対象者数を推計13万人と報告した。

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