【大相撲】正代 時津風親方の処分を前に「決まるのをじっくり待つしかできない」

稽古する大関正代(右)

大関正代(29=時津風)が、大相撲3月場所(3月14日初日、東京・両国国技館)へマイペース調整を進めていく。

正代は19日、都内の部屋で幕下相手に稽古。昨年11月に痛めた左足首は順調に回復しているが「今のところ幕下の子とやるには痛みはない。(同部屋の幕内)豊山とも稽古していない状態で正直怖い」。

そのため国技館内の相撲教習所で行われる合同稽古(20~25日)への参加には「とりあえずトレーニングに専念する。今のところは考えてないけど、もしかしたら後半からということもできますし。今は焦ってないというか、そんな感じ」と改めて慎重な姿勢だ。

また新型コロナウイルス感染防止のガイドラインに違反した師匠の時津風親方(47=元幕内時津海)の処分が22日の理事会で決まる見通しについては「自分たちとしては処分が決まるのをじっくり待つしかできないので。稽古の内容を変えるのもおかしい話。やってきたことをこれまで通りやっていけたら」と語った。

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