創成館は予選L敗退 熊本国府と引き分け 九州高校U-17サッカー

【予選リーグ第1ブロック、創成館―熊本国府】前半ロスタイム、創成館のMF村田(左)が先制ゴールを決める=島原市営平成町多目的広場

 長崎男子第2代表の創成館は、予選リーグ第1ブロックで1勝1分け1敗の3位に終わった。大量得点での勝利が求められた熊本国府戦(熊本2位)は、前半を1-0で折り返したが、最終的に2-2で引き分け。那覇(沖縄1位)に7-0と大勝した佐賀東(佐賀1位)が2勝1敗で準決勝に進んだ。
 先制点は狙い通りのカウンターから生まれた。押し込まれていたロスタイム。FW立川がドリブルで中央突破し、最後はMF村田が右足で仕留めた。前日の那覇戦でも得点した村田は「ボールを奪われずに相手をはがす部分は通用した」と収穫を口にした。
 今大会を通して、チームは立ち位置や技術、判断ミスからの逸機や失点する場面が多かった。久留監督は「すべてが課題だらけ。一人一人が自分と向き合う時間をつくって、個人のパフォーマンスを上げていきたい」と強化方針を再確認していた。


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