MLB公式サイトのパワーランキング 1位ドジャース、2位パドレス

メジャーリーグ公式サイトは日本時間2月22日、スプリング・トレーニングが本格的にスタートした現時点でのパワーランキングを公開した。1位はトレバー・バウアーを獲得した昨季王者のドジャース、2位にはダルビッシュ有、ブレイク・スネルらを獲得して今オフ最大の勝者に挙げられるパドレスがランクイン。今季のメジャーリーグはナショナル・リーグ西部地区のこの2球団を中心に動いていくことになりそうだ。

ドジャースはバウアーの加入により、クレイトン・カーショウ、ウォーカー・ビューラー、バウアー、デービッド・プライス、フリオ・ウリアス、トレバー・メイ、トニー・ゴンソリンという極めて強力な先発ローテーションが完成。この7人のうち2人をブルペンに回すことができる。投打とも目立った穴はなく、21世紀初のワールドシリーズ連覇に向けて準備は整ったと言える。

そのドジャースに待ったをかけることが期待されるのがパドレス。昨季ブレイクしたディネルソン・ラメットが健康ならば、ラメット、ダルビッシュ、スネル、ジョー・マスグローブ、クリス・パダックが並ぶ先発ローテーションはドジャースに引けを取らず、今オフの補強によって選手層にも厚みが増している。今季のメジャーリーグをナ・リーグ西部地区の「2強」が盛り上げてくれることは間違いない。

3位にはヤンキースがランクイン。ただし、この順位通りの戦いをするためにはアーロン・ジャッジ、ジャンカルロ・スタントン、コリー・クルーバー、ジェイムソン・タイオンといった故障リスクの高い選手たちが1年間健康にプレーすることが絶対条件となる。

4位は地区3連覇中のブレーブス。今オフはチャーリー・モートンやドリュー・スマイリーを獲得し、マーセル・オズーナの引き留めにも成功した。そして、5位にはフランシスコ・リンドーアとカルロス・カラスコをインディアンスから獲得するなど、大きく戦力をアップさせたメッツがランクインしている。ナ・リーグ西部地区と同様、ナ・リーグ東部地区の優勝争いも大きな注目を集めそうだ。

なお、6位以下の順位は以下のようになっている。

6 ホワイトソックス
7 ツインズ
8 ブルージェイズ
9 レイズ
10 アストロズ
11 カージナルス
12 アスレチックス
13 ブリュワーズ
14 ナショナルズ
15 インディアンス
16 カブス
17 エンゼルス
18 フィリーズ
19 レッドソックス
20 レッズ
21 マーリンズ
22 ジャイアンツ
23 ロイヤルズ
24 マリナーズ
25 ダイヤモンドバックス
26 タイガース
27 レンジャーズ
28 オリオールズ
29 ロッキーズ
30 パイレーツ

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