大相撲3月場所(3月14日初日、東京・両国国技館)で初優勝を目指す元大関の小結高安(30=田子ノ浦)が22日、国技館内の相撲教習所で行われた合同稽古3日目に参加。大関朝乃山(26=陸奥)を相手に相撲を14番取って13勝1敗と圧倒した。
稽古後は「(朝乃山に稽古相手を)直接お願いしました(笑い)。押し込まれるところも多かったけど、辛抱して取れたかなという感じがしますね。相手の得意な相撲を取らせないということを意識して。相手不十分で自分が十分という相撲をこころがけてやりました」と納得の表情を浮かべた。
合同稽古の4日目以降には横綱白鵬(35=宮城野)も参加する予定。前回12月の合同稽古でも白鵬と三番稽古を行った高安は「また(胸を)貸してもらえればと思います」と意欲を見せていた。