新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は22日、80~90代の男女2人が死亡したと発表した。新たに感染が確認されたのは、20~80代の男女16人で、9人の感染経路が不明。市発表の死亡者は累計129人、感染者は8328人となった。
市によると、死亡した2人はいずれもクラスター(感染者集団)が起こっている市立井田病院の入院患者だった。同じ病棟の看護師らが感染したため検査を実施し、それぞれ19日に陽性と判明。治療を続けていたが22日に死亡した。
新たな感染者は中等症3人、軽症10人、無症状3人。年代別では50代が6人と最多で30代3人、20.40.80代が各2人、70代1人。居住区別では幸・中原区が各4人、高津区3人、横浜・藤沢市が各2人、宮前区が1人。
感染経路が分かっているのは家庭内感染4人、陽性者の接触者3人。井田病院では看護師と入院患者の計2人の陽性が新たに判明し、感染者は計13人となった。