新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県内で21日、新たに1人の死亡と、10歳未満～90代の男女100人の感染が確認された。うち38人の感染経路が不明という。
亡くなったのは川崎市の90代男性で、47人のクラスター（感染者集団）が発生した幸区の有料老人ホームの入所者。1月30日に感染が判明し、市内の医療機関に入院していたが、2月20日に新型コロナウイルス感染症のため死亡した。
同市では、川崎区の特別養護老人ホームで入所者4人と看護師・職員各1人の計6人の陽性が判明。市はクラスターが発生したとみており、同施設の感染者は計7人となった。
相模原市では、20日に確認された会食によるクラスターで、新たに30代女性と男子中学生1人、男子児童1人の感染が確認され、この会食による感染者は計8人となった。
クラスターが発生した藤沢市内の高齢者施設で新たに80代男性入所者の陽性が判明。同施設の感染者は計18人となった。
