【WWE】元UFC戦士リドルがUS王座初防衛に成功

エプロンでモリソン(右)に危険なスープレックスを見舞ったリドル(©2021-WWE,-Inc.-All-Rights-Reserved.)

【フロリダ州セントピーターズバーグ22日(日本時間23日)発】WWEのロウ大会が配信され、前夜のPPV大会「エリミネーション・チェンバー」で歓喜のWWE初戴冠を果たした元UFC戦士でUS王者のリドル(35)が、ジョン・モリソン(41)を退け、初防衛に成功した。

王者になっても相変わらず天然キャラのリドルは、キックボードに乗って登場。開始からトライアングルチョーク、俵返しなどでモリソンを攻め込む。目つぶしを受けて一瞬、劣勢に回ったもののウラカンラナで場外に落とすや、何とエプロンで網打ち式原爆で放り捨て形勢を五分に戻した。

さらには左右のパンチからエプロンでキックを決めると場外へフローティングブロ(旋回式セントーン)。直後にスパニッシュフライを浴びてピンチとなるも、最上段に上がったモリソンを抱え上げるや、前夜に王座を奪ったブロデリック(変型ドライバー)一撃。初防衛に成功した。人気者の快進撃は続きそうだ。

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