イタリア・セリエAを戦うアタランタに所属していた21歳のMFウィリ・ブラシアーノ・タ・ビが、肝臓がんのために死去した。
ウィリ・ブラシアーノ・タ・ビは1999年生まれでコートジボワール出身。同国の名門クラブであるASECミモザでプレーし、2019年にアタランタへと加入した。
プリマヴェーラでは守備的MFながら7試合で3ゴールを決めるなど活躍を見せ、リーグ優勝を果たす。若くしてペスカーラへの期限付き移籍も経験していた。
またコートジボワールのU-20代表にも招集されており、将来が嘱望される選手の一人でもあった。
しかし肝臓の悪性腫瘍が発見されたあとはプレーから離れざるを得なくなり、母国に戻って治療を続けていたものの、数ヶ月の戦いの末に息を引き取ったとのこと。