【大相撲】若隆景 合同稽古で白鵬に30番全敗も「指名していただいてありがたい」

白鵬(左)と相撲を取った若隆景

大相撲の合同稽古5日目が24日、東京・両国国技館の相撲教習所で行われた。幕内若隆景(26=荒汐)は、横綱白鵬(35=宮城野)と相撲を30番取って全敗だった。

大横綱の指名を受けた若隆景は何度も押され、投げられ、倒された。苦悶の表情を浮かべながらも、ぶつかり稽古まで行い「すごい、ありがたいですね。指名していただいたんで、思いきり当たっていこうと思って。(体力的に)いっぱいいっぱいですけど、胸を出していただいたのでありがたかったです」と語った。

3月場所(3月14日初日、国技館)に向けて稽古を続けるが、昨年末に新型コロナに感染した影響で息切れや息苦しさを感じることがあるという。

それでも、本場所で上位力士との対戦を見据え「しっかり体をつくって準備していきたい。(3月場所は)勝ち越しを目指したい」と意気込んだ。

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