久保建英 評価急落の一方で…〝韓国の至宝〟が欧州強豪クラブで争奪戦に

李康仁(ロイター)

スペイン1部バレンシアの韓国代表MF李康仁(イ・ガンイン=20)を巡って大争奪戦がぼっ発だ。

李は名門バレンシアで存在感を高めており、レアル・マドリードもMF久保建英(19=ヘタフェ)に代わる将来のスター候補としてリストアップしていることが判明したばかり。さらに今後はスペイン国外からも続々とラブコールが送られそうだ。

イタリアメディア「カルチョメルカート」は「ユベントスは、最も関心のあるクラブの一つだ」と報じ、イタリアの名門も獲得に乗り出す構えだ。李は2022年6月まで契約が残っておりクラブ側は契約延長を打診しているものの、起用法に不満を持つ李は移籍を希望しており新天地を模索している。そうした中でユベントスが将来、攻撃陣を支える存在として李に白羽の矢を立てた。

またスペイン紙「アス」は「李は質の高いテクニックと優れたドリブルスキルによりリーグアン(フランス)で高く評価されている。彼の状況に興味を持っている4つの重要なチームがある」と報道。昨夏に関心を寄せていたリヨン、ニース、レンヌ、モナコといった強豪クラブが今夏の移籍市場でも獲得に乗り出す見込みだ。

モテモテの〝韓国の至宝〟にすっかり水をあけられてしまった〝日本の至宝〟の久保。27日には直接対決で激突するだけに、自らの価値をアピールする活躍ができるか。

© 株式会社東京スポーツ新聞社