イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドに所属するスペイン代表MFファン・マタ(32)が、今夏イタリアの名門に移籍することになりそうだ。
マタは今季で契約が切れ、来季のオプションが付いているものの今季のリーグ戦で4試合の出場にとどまっており、クラブ側は行使しない見通し。オーレグンナー・スールシャール監督(47)も「契約が終了する頃には、彼は他のクラブから興味を持たれるだろうし話もできる」と退団を示唆、今夏フリーで移籍することが確実だ。
移籍先についてはイタリアが有力で、英紙「サン」は「ユベントス、ローマ、インテルミラノがオールドトラフォード(マンチェスターUの本拠地)での契約が切れるスペインのMFに関心を示している」と報道。いずれもイタリア屈指の名門による争奪戦が展開されそうだ。
マタは元日本代表MF香川真司(31=PAOK)がマンチェスターU在籍時に親交が深く、マタが設立したチャリティー団体に香川も参加するなど盟友と言える間柄。日本でもファンの多いスペインのテクニシャンが、今度はイタリアでの活躍が期待できそうだ。