仲野太賀、菅田将暉からの誘いで「コントが始まる」出演を決意。「青春物語を一緒に残すっていうことにドラマがある」

日本テレビ系で4月スタートの連続ドラマ「コントが始まる」(土曜午後10:00、開始日未定)に出演する仲野太賀が、役柄と同じ28歳を迎えた心境や、共演者について語った。

菅田将暉が主演を務める本作は、「あのころ」に思い描いていた「大人の自分」とはまるでかけ離れた「大失敗」な人生を歩んでしまった20代後半の若者たちが、その「失敗」をしたからこそ出会う人や出来事によって、思い描きもしなかった未知の「幸せ」と巡り合う、その生きざまを描いた、金子茂樹氏脚本による青春群像劇。

菅田をはじめ、この世代を代表する神木、有村架純、仲野太賀、古川琴音という豪華なキャスト陣が集結。高岩春斗(菅田)、朝吹瞬太(神木)、美濃輪潤平(仲野)は、売れないお笑い芸人のトリオ・マクベスを組んでおり、そんな芸人の3人がネタ作りにいつも集うファミリーレストランのウェイトレス・中浜里穂子を有村、その妹・中浜つむぎを古川が演じる。

2月7日に、演じる美濃輪と同じ28歳の誕生日を迎えた仲野。28歳という年齢については「20代もあっという間だったなという感じがしますね。気付いたら30代手前、もうアラサー? “アラサー”という言葉がすごく遠く感じていたんですけど、気付いたら目の前に来てるんだなっていう、驚きでもありますし、楽しみでもありますね。なんか大人になったんだなっていう。男性はここからが面白いぞっていう人も多いし、ここからどんどん変わっていくっていうのも言うじゃないですか、20代後半から。ま、そういうのが楽しみですよね」と年齢を重ねることに、喜びを感じている様子。

また、同世代の俳優たちの印象を聞くと「昔から知っている友人」という菅田については、「将暉は、全速力で芸能界を駆け抜けているたくましい仲間だと思っています。プライベートでも付き合いがあるので、今回こうやって連続ドラマで思いっきり共演できるのはすごくうれしいです。仲はいいですが、共演回数でいったらそこまでは多くないんです。こうやってメジャーなところで一緒にやれるっていうのは感慨深さもありますし、楽しみですね。今回も将暉が『一緒にやろう』って声をかけてくれたっていうのもあるんで、同い年でもあり20代後半で、ちゃんと青春物語を一緒に残すっていうことにドラマがあるし、すごく楽しみです」と胸を躍らせる。

実は共演経験がないという有村に関しては「僕は昔から一方的に知っているし、いつかご一緒したいなってずーっと思っていたので、こういうタイミングで共演できるのはすごくうれしいし、楽しみです。同じ世代でも頭一つ抜けているというか、背負っているものが大きい。なんていうか、器のでかさみたいなものを感じます。今回一緒に作品を作っていく中で、いろんな刺激をもらえるだろうし、すごく楽しみですね」と期待を寄せる。

さらに、「同じ作品には出ているけど、面と向き合って芝居をするというのが今までほとんどなかった」という神木に対しては、「映画『桐島、部活やめるってよ』で初めて共演させてもらったんですけど、小さい頃から見てますし、本当に上手ですよね。なんかこう、僕とも違うし、将暉とも違うし、今後3人の化学反応がすごく楽しみなんですよね。ようやく面と向かって芝居ができるな!っていう喜びがありますね」と撮影を心待ちにしている。

そして、古川については「古川さんは、実は縁があって、共演することがとても多いです。ほんとにもう、汚れがないというか、その中で彼女にしかないかもし出すオーラもあるし。唯一無二の存在です。誰ともかぶらない、“古川琴音”っていう色がすごく強い気がしますね」とその印象を語っている。

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