”噛みつき男”スアレス 今度は相手DFをつねって激怒させていた!

リューディガー(左)を激怒させたスアレス(ロイター)

あの噛みつき男が〝新技〟を習得した⁉ スペイン1部アトレチコ・マドリードのウルグアイ代表FWルイス・スアレス(34)が、0―1で敗れたチェルシー(イングランド)との欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第1戦で相手DFをつねっていたというのだ。

英紙「デーリー・メール」によると、スアレスと競り合ったチェルシーのドイツ代表DFアントニオ・リューディガーが、その直後にものすごい剣幕で怒り出したという。そのシーンを検証すると、スアレスがリューディガーの右太腿をつねっており、これが激怒の要因だった。

スアレスは、過去3度の試合中の噛みつきにより、処分を受けている。最も最近では2014年ブラジルW杯。イタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニに噛みつき、世界中に衝撃を与えた。さすがにその後、奇行は鳴りを潜めていたが、異なる形で〝発作〟が起きてしまったようだ。

これには英放送局「BTスポーツ」で解説を務めていた元イングランド代表MFジョー・コール氏は「それまで噛んでいた子が、つねるだけになったら、それはそれでよかったんじゃないか」と冗談交じりに語り、同じく解説を務めた元イングランド代表DFのリオ・ファーディナンド氏も「審判が見えないところでこんなことをやるなんて、まるでストリートサッカーみたいだ」と語った。

試合中はこの行為は〝スルー〟されたまま続行され、現時点では欧州サッカー連盟もリアクションを行っていない。

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