元五輪選手ら48人 聖火ランナー 一部公表 昨年公表とほぼ同じ

 東京五輪の聖火リレーについて、長崎県は26日、県内を走る見込みの184人のうち、2008年北京五輪バレーボール男子日本代表の朝長孝介さん(県立大村工業高教諭)ら地元出身の元五輪選手を含む48人と、それぞれが走る日、市町を公表した。
 五輪延期前の昨年1月22日までに公表されていた顔触れとほぼ同じで、このうち変更が確定したのは13人。大会組織委員会の森喜朗前会長の女性蔑視発言などに賛同できないとする1人のほか、死去や進学を理由に計3人が辞退した。県立長崎北陽台高ラグビー部員10人は、走る予定だった3年生が3月に卒業するため、現2年生に変更された。
 今回は芸能人など著名人の公表はなく、県スポーツ振興課は「確認が取れた方から、今後の追加公表に入れていく」としている。
 聖火リレーは3月25日に福島県をスタート。121日間で全国47都道府県の859市区町村を巡り、長崎県は5月7、8日に17市町で実施する予定。

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