金子恵美氏 旧知の山田広報官は“危機管理能力が高い”と指摘「逆に言うと常態化してたのか…」

金子恵美氏

元衆院議員の金子恵美氏(42)が27日、関西テレビ「胸いっぱいサミット!」に出演。菅義偉首相の長男・正剛氏らから高額接待を受けた山田真貴子内閣広報官(60)について言及した。

金子氏は「山田さんが旧郵政省に入省した時って接待文化がまだあったので、まだ感覚引きずってるなと思う」とばっさり。「今回、利害関係者と一緒に会食したと。しかもおごってもらった、さらに報告してないっていうことでは、監督の立場からすると若い官僚には示しがつかない」と苦言を呈した。

金子氏は総務相政務官時代の2017年、子供の送り迎え等で公用車を使用したことが週刊誌で報道され問題となった。その際、山田氏と接点が生まれたといい「総務省のルールは守ってたので、『こういうことでやりました、というのを私の言葉で説明したい』と言ったが、彼女は『総務省としてはこの見解で出したい』って絶対折れなかった」と指摘。

山田氏の人となりを「危機管理能力が高い」「ルールに厳格」「人にどういう風にみられるかの意識が高い」と分析した金子氏は「そういう人がこうなってるってことは、逆に言うと常態化というか当たり前になっちゃってたのかな」と推察した。

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