韓国料理のテッパン「豆腐チゲ」体の芯から温まる!名物母さんに聞いた作り方

創業22年の韓国料理店「湖々屋 そやんほ」。本格的な韓国料理が味わえる人気のお店です。魅力は何といっても、名物母さんユン・ムンオクさん。明るく朗らかな表情で、本場韓国の家庭料理をふるまっています。

今回は常連さんたちに愛される湖々屋そやんほの「豆腐チゲ」の作り方を聞いてきました。作り方はとってもシンプル。冷蔵庫にあるもので、簡単に韓国の家庭料理が作れますよ。

「豆腐チゲ」の材料

【材料】
・玉ねぎ 1個
・豚肉 100g
・シーフードミックス ひとつまみ
・豆腐 2丁
・たまご 1個
・一味唐辛子 大さじ1~2(お好みで調整)
・粉末パプリカ 適量
・水 300cc
・和風だし(顆粒) 大さじ1
・塩 少々
・みそ 少々
・三つ葉 適量

韓国家庭の味!「豆腐チゲ」の作り方

【作り方】

1.玉ねぎはみじん切りに、豚肉はこま切れにする。

2.玉ねぎと豚肉を炒める。

通常お店では牛肉を使うそうですが、家庭では豚肉がおすすめです。豚肉は脂身が多く火を通すことで甘みが出るので、唐辛子の辛さをマイルドにしてくれます。

また、豚肉と玉ねぎを多めに入れることで、素材のうまみで味がよりつくのだそうです。

3.一味唐辛子を入れ、粉末パプリカで赤みをつける。

粉末パプリカを入れることで、赤みの強い韓国唐辛子の色に近づけます。見た目にもこだわることで、よりお店の豆腐チゲに近づきますよ。

4.水300ccを加え、沸騰したら和風だしを入れる。

5.シーフードミックスを加え、塩で味を整える。

6.豆腐をおたまですくって入れ、隠し味のみそを加える。

みそは甘みとコクのある調味料なので、唐辛子の辛さをよりマイルドにしてくれます。また、本だしとみその相乗効果により、だしのうまみもアップするんだとか。

7.溶いた卵をかけ、三つ葉をのせたら完成!

「卵は角で割ったらダメ。平らなところで割って」と教えてくれたユンさん。机などの角で卵を割ると、中に小さな殻が入ってしまうことがあるそうです。

おいしい豆腐チゲを仕上げるためにも、「平らな場所で」割った卵をかけてくださいね。

「豆腐チゲ」で体をあたためて

日本の唐辛子を使った豆腐チゲは、ピリッと辛くてあっさりとしているのが特徴。しかし隠し味にみそを入れることで、コクやマイルドさもあります。

まだまだ寒い日が続く北海道。自宅で韓国料理を食べて、体を芯から温めてみてはいかがでしょうか。

韓国料理 湖々屋 そやんほ
住所:札幌市東区北37条東1丁目7-22
TEL: 011-743-8085
営業時間:
ランチ 午前11時30分~午後2時
ディナー 午後5時~午後10時(LO 午後9時30分)
定休日:月曜、火曜(土日はディナーのみ)

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