長岡市の柳醸造(株)が新商品「なじょもみそだれ」の試食会・調理実演会を開催

柳醸造株式会社の代表取締役の柳和子氏(右)、SUZUグループの代表取締役兼オーナーシェフの鈴木専氏(左)

味噌や漬物の製造を行う柳醸造株式会社(長岡市)は2月25日、万能味噌だれ「なじょもみそだれ」の販売開始に際して、新潟市と長岡市で飲食店を展開するSUZUグループの代表取締役兼オーナーシェフの鈴木将氏によるなじょもみそだれを使った料理の試食会と調理実演会を開催した。

なじょもみそだれは、柳醸造のコシヒカリ玄米味噌を使用し、出汁の旨味を利かせて新潟県民好みの甘辛い味に仕上げた味噌だれである。「味噌は味の調節が面倒」「容器から出すのが手間」など味噌に対してのマイナスなイメージを払拭し、手軽に体に良い味噌を利用してほしいという柳醸造の思いから液状の味噌だれを開発したという。

商品名の「なじょも」は新潟弁で「どうぞ」の意味があり、「どうぞどうぞ、何にでもお使いください」という意味が込められている。また、近年では味噌の消費量が減少していることから、様々な料理に使用できるなじょもみそだれで味噌の消費量の増加が期待できる。

万能みそだれ「なじょもみそだれ」

柳醸造の代表取締役の柳和子氏は「年々消費量が減少している味噌をもっと手軽に色々な物に使えるように作ったので、ぜひ皆さんに使っていただきたい」と話した。

調理実演会では、鈴木氏がなじょもみそだれを味付けに使用した肉じゃが、カルボナーラの調理の実演を行った。鈴木氏は「このたれがあると味が簡単に決まる、家庭に一本あると便利」となじょもみその使いやすさを説明しながら調理を行い、完成した料理が試食会の参加者に振る舞われた。

なじょもみそだれを使用して調理を実演する鈴木氏

その他にもなじょもみそだれを使用したグラタン、バーニャカウダ、ガーリックトースト、ポテトサラダ、アイスクリームやヨーグルトにたれをかけたものも提供された。参加者達は「肉じゃがに入ったトマトの酸味とみそだれのコクが合う」「本当に様々な料理に合うので、なじょもみそだれを使った料理コンテストができそう」などと料理に舌鼓を打っていた。

なじょもみそだれは200mlで432円(税込)、500mlで756円(税込)で自社公式通販サイト、ショッピングセンターCoCoLoなどで販売されている。

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柳醸造株式会社公式ホームページ

参加者に振る舞われたなじょもみそだれの料理

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