【J1】カズが願う東京五輪の姿「日本の財産、未来につながっていく」

三浦知良

J1横浜FCのカズこと元日本代表FW三浦知良(54)が東京五輪への思いを語った。

今夏に延期となった東京五輪まで5か月を切ったものの、新型コロナウイルス禍の影響もあり、開催を疑問視する声も聞かれる。そんな中、1日のオンライン取材では「いろんな条件があって、絶対に何が何でもできるわけではない」と前置きした上で「できることなら五輪をやることで、日本の財産、未来につながっていくものが何かできるのではと思っている。若い人たちのためにも、日本で五輪が開催されて、大変な時期だとは思うが、みんなアスリートの素晴らしいパフォーマンス、プレーを見て、みんなが、特に若い人たちが将来を夢見れるような明るいものになってほしい」と胸中を明かした。

また、東京五輪へ挑むU―24日本代表は、3月にU―24アルゼンチン代表と国際親善試合を2試合(26日=東京、29日=北九州)行うことが決定。若武者へ向けて「次のステップに繋がるような好ゲームを期待している。選手たちはこういう試合をやりたかったと思う。代表の試合に飢えていると思うので、それをスタジアムで表現してほしい」とエールを送った。

五輪開催まで予断を許さない状況は続くが、カズの願いは届くだろうか。

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