使用率60%台後半到達 コロナピーク時の宿泊施設

 県は1日、新型コロナウイルスの無症状の感染者などが入所する宿泊療養施設について、1月に宮崎市の2施設で使用率が60%台後半に達していたことを明らかにした。県議会一般質問で右松隆央議員(自民、宮崎市区)の質問に、渡辺善敬福祉保健部長が答えた。感染者の退所後の消毒作業などで一部使えない部屋もあったため、県は「数字以上に状況は逼迫(ひっぱく)していた」としている。

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