JFA田嶋会長 五輪聖火リレー「良い形でプロモーションに使いたい」

JFAの田嶋会長

東京五輪組織委員会の理事を務める日本サッカー協会の田嶋幸三会長(63)が、2日の理事会後にオンラインで取材に応じ、辞退者が相次いでいる聖火リレーについて言及した。

理事会では聖火リレーの現状についても話し合われたそうで「聖火(リレー)で密になってしまうとか、この前のびわ湖毎日マラソンも最後に沿道に人が多くなってしまったとか。ただ、聖火に対して多くの人が興味があるのは間違いないので、それを良い形でプロモーションに使いたい」と課題などを検討したうえで実施の詳細を詰めていくことになるという。

一方、日本サッカー協会では3、6月に国際試合の開催を予定している。新型コロナ禍で現状では実施自体が不透明ではあるが「我々は完全な〝バブル〟を作りたい。(入国した対戦国を)泡のように中に入れて、外部と接触させないようにする。頻繁にPCR検査を行う。そして帰っていただく。これは東京五輪をやるときを考えてもテストイベントになる」と力説。徹底的な感染対策を施し、東京五輪の開催につなげる方針を強調していた。

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