有原が初登板で洗礼の被弾 5安打3失点2四死球

メジャーの洗礼を浴びた有原(ロイター=USA TODAY)

レンジャーズの有原航平投手(28)は2日(日本時間3日)にアリゾナ州グレンデールで行われたホワイトソックスとの変則ルールのオープン戦に先発で初登板し、2回相当を1被弾を含む5安打3失点、2三振1四球1死球。打者11人に41球投げた。試合は6回制で、5―5で引き分けた。

初回、先頭打者のアンダーソンを3球で遊ゴロに打ち取る幸先の良いスタート。だが、続くモンカダに死球を与え、主砲アブレイユには内角速球を詰まりながらも左前に運ばれた。ピンチで迎えたのは2019年のドラフト1巡目3位で指名した期待の若手ボーン。1ストライクからの2球目、内角高めの速球を左翼席へ運ばれた。

続くウィリアムズは空振り三振に仕留めたが、6番ガルシアを四球で歩かせたところで、イニング終了となった。

2回はいきなり連打されるなど3本の単打を浴びて一死満塁。2番モンカダをチェンジアップで空振り三振に仕留めたところで、球数が予定の40球を超えたため、二死でイニングが終了した。

「バッターに対して、しっかり自分のボールを投げたいと思ってマウンドに上がったんですけど、結果としてそれができなかったので悔しい登板になりました」と振り返ると「次はもっと楽しめるように結果を出していきたいと思います」と次回登板へ目を向けた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社