ACミランのズラタン・イブラヒモビッチは、レブロン・ジェームズの政治的発言に反論した。
イブラヒモビッチは先週、政治的活動に積極的なレブロンに苦言を呈し「彼がやっていることは驚異的だが、一定のステータスを持った選手が政治に携わるのは好きじゃない」とコメント。「自分の得意な事をしろ。俺がサッカーをやっているのは、それが一番得意だからだ」と続けている。
この発言をきっかけに両者の舌戦が勃発。レブロンがイブラヒモビッチの発言に対し、「黒人や平等、社会的不公正、人種差別、投票抑圧など、自分たちのコミュニティーで起こっていることについて話していく」と反論。「自分の声は届かないと思っていた選手たちが心から話している。自分の声が重要だと気付いてくれて、誇りに思うよ」と伝えている。
しかしイブラヒモビッチも自身の主張を曲げるつもりはなく、「アスリートは世界を団結させ、政治は世界を分断させる」と言及。「俺たちの役割は、俺たちがベストを尽くす事によって世界を団結させることだ。アスリートはアスリートであるべきであり、政治家は政治を行うべき」とレブロンの発言に異論を唱えている。