バルサ新会長候補がメッシ去就に注目発言「私が勝てなければとどまらないと確信」

会長選の結果がメッシの去就を左右する?(ロイター)

スペイン1部バルセロナの新会長候補ジョアン・ラポルタ氏が所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33)の来季去就について注目発言したと、英紙「デーリーメール」が報じた。

バルセロナの新会長選挙(7日)に向けて最終候補の3人が各メディアでアピールを続けている中、ラポルタ氏は地元テレビ局「RAC1」の番組に出演し「私が勝てなければ、レオ(メッシ)はバルセロナにとどまらないだろうと確信しています」とコメント。今夏で契約満了となり、退団を示唆しているメッシを引き合いに、会員への投票を呼び掛けたという。

元バルセロナの会長でもあるラポルタ氏はメッシと親交があることが知られており、選挙運動中もエースの残留を公約として訴えている。「私はレオと素晴らしい関係を築いており、彼は私がどんな提案をしても検討するだろう」とし「他の候補者が勝った場合、メッシはバルセロナにとどまらないと、私は確信しています」と強調した。

新会長の最有力候補と報じられているが、バルセロナは総額1400億円超の〝借金〟を抱える上、前会長が逮捕されるなど、問題は山積み。それでもクラブにとって最大の注目となるメッシ問題を解決できるとアピール。ラポルタ氏は「彼はお金だけで導かれているのではない。彼は競争力のあるチームが勝つことを望んでいます」と話したと、同メディアは報じた。

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