澤村 初ブルペンでいきなりMAX151キロ「興奮と緊張で力みました(苦笑)」

澤村拓一

レッドソックスの澤村拓一投手(32)は3日(日本時間4日)にブルペンに入り首脳陣が見守る前で投球練習を行い、23球を投げた。練習後にオンライン会見に応じた右腕は「このユニホームを着て初めてのブルペンだったので、とても興奮したのと同時に、緊張した。力んでコントロールできなかった」と苦笑い。

それでもMAX94マイル(約151キロ)を計測するなどインパクトを与えた。球種は軸となるストレートとスプリットのみで、カットボールとスライダーは投げなかった。

チーム合流が前日だったことで調整は投手陣の中では遅れている。どうピッチを上げるのか。「次、またブルペンに入って、良ければライブBPに入っていくだろうし、そこはブッシー(ブッシュ投手コーチ)と相談し、逆算して(オープン戦の登板等を)決めていけたらと思っている」

メジャーで投げた日本投手が悩まされたメジャー球、硬いマウンドへの対応など課題は多い。「僕自身はケガもないし、痛いところもないから、どんどん進めていけたらいい」。焦りは禁物だ。

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