4日に川崎競馬場で行われたJpnⅡエンプレス杯(ダート2100メートル)は、最後の直線で一気に突き抜けた1番人気のJRAマルシュロレーヌ(牝5・矢作)がTCK女王盃に次ぐ連勝で重賞3勝目を飾った。勝ち時計は2分14秒1(良)。
逃げ粘りを狙う大井のサルサディオーネをきっちりとらえた会心Vに川田騎手は「左回りでタイトなコーナーでも上手に走れていました。しっかり余力が残っていたし、いい走りをしてくれたと思います」と振り返った。
今後は未定だが、矢作調教師は「牝馬で一番強いと思うので、どこかで牡馬と戦いたい」ときっぱり。
ダート女王の座を不動にしたマルシュロレーヌの今後から目が離せない。
サルサディオーネ2着・矢野貴騎手「真面目すぎて道中力んで走っている分、この距離だと甘くなる。理想的な競馬はできたが、(3着馬に)早めに来られたのもきつかった」
マドラスチェック3着・森泰斗騎手「体も絞れて雰囲気は良くなっていたが、難しい馬で内枠は競馬がしづらい。勝った馬は強かった」
ダノンレジーナ4着・本橋孝騎手「1600メートルでも長いぐらいだったが、すごく成長している」