医療人材不足浮き彫り 「第4波」警戒体制強化課題

 県内で新型コロナウイルス感染が初めて確認され、4日で1年を迎えた。累計の感染者は1949人、21人が死亡した。コロナ病床は当初の約9倍となる274床に増えたが、感染者が1500人を超えた第3波では入院調整が難航。コロナ病床を支える医療人材の不足が浮き彫りとなり、外来制限など通常診療にも影響を及ぼした。県は「この1年で見えた課題や教訓を踏まえた対策が必要」と「第4波」も視野に警戒を強める。

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