PAOKのレジェンドがMF香川真司を上位進出へのキーマンに指名

地元の期待が高まる一方のMF香川真司(ロイター)

元日本代表MF香川真司(31)の所属するギリシャ1部PAOKの〝レジェンド〟、元同国代表FWジョージ・トゥールソウニディス氏(50)が地元テッサロニキのラジオ番組に出演し、新加入の日本人選手を今後のキーマンに指名した。

ギリシャカップ準々決勝第2戦ラミア戦(3日)でスタメンデビューした香川はトップ下のポジションを務め、アシストをマーク。地元メディアでも「主人公」と報じられるなど、好パフォーマンスを見せ、評価を高めている。ギリシャメディア「inPAOK」によると、ラジオ出演した同氏は「非常に優れたサッカー選手です。私は彼がチームを助けると確信しています」と絶賛し、上位進出へのカギになると語ったという。

さらに、香川とエジプト代表MFアルム・ワルダ(27)について「すべての良いものが合う。それらは両方とも適合します。もちろん、それは対戦相手にもよります。しかし、非常に存在感のあるワルダのような選手とマッチしていて(監督のパブロ)ガルシア(43)との相性も良い」と話したと報じた。

PAOKは7日のリーグ戦でアリスと対戦する。同氏は「PAOKは勝利のほかは何もありません。ポイントと名声という両方の理由から勝たなければなりません」と話し、香川のさらなる活躍に期待していた。

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