ソフトバンク・牧原大に虎・藤波の牽制直撃 工藤監督「やめときなさいと言って下げました」

ベンチに戻るソフトバンク・牧原大(右)と工藤監督

ソフトバンク・牧原大成内野手が5日、阪神とのオープン戦(ペイペイ)でアクシデントにより途中交代をした。

6回の攻撃で代走により出場。二塁へと進塁していた。しかし、阪神・藤波の牽制球に頭から帰塁した際、ややそれた送球が背部に直撃。グラウンド上に倒れ込んだ。

その後もしばらくは膝をついたままで立ち上がれなかったが、駆け寄った小久保ヘッドコーチとトレーナーとともに自らの足で歩きベンチへ引き上げた。

試合後の工藤監督は「牽制が一回背中に当たって、後頭部にも当たっている。大事をとってです。本人は大丈夫だというが、やめときなさいと言って下げました」。

その上で今後ついては「トレーナーからは大丈夫ですとの報告もありましたが、それはまた明日。問題なければというところで考えていきます」と説明した。

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