女子ゴルフの「ダイキンオーキッドレディス」2日目(5日、沖縄・琉球GC=パー72)、河本結(22=リコー)が68で回り、首位と5打差の5アンダー、11位と好位置につけた。
昨年から米ツアーを主戦場とする河本は帰国後、自主隔離が必要なことや、15日に日体大の卒業式を控えていることなどから、2月の渡米を取り止め、日本で今年の初戦を迎えた。
今大会を含め、4試合に出場し、米女子ツアーはメジャーの「ANAインスピレーション」(4月1日~)から参戦予定。「とにかく勝って(米国に)行きたい。緊張感の中で本領発揮ができるのか、自分でその位置まで上り詰めたいです」と言葉に力を込めた。
4年で大学を卒業できたのはコロナ禍の影響。「ラッキーではないし、表現は難しいんですけど、授業がオンラインになったので卒業できました。オンラインでなければ、もう1年かかったと思います」と明かした。
以前から指導を受ける目沢秀憲コーチが松山英樹(29=LEXUS)のコーチに就任。同じ愛媛出身ながら、これまで交流がなかった日本のエースとの縁に「米国で一緒に練習させていただければなと思っています」。松山との対面はいつになるか分からないが、優勝を手土産に海を渡るつもりだ。