永野猛蔵騎手 デビュー戦でいきなり初勝利 横山琉人は14、15着とほろ苦デビュー

初勝利を挙げた永野猛蔵騎手

6日、中山競馬場で永野猛蔵(18=美浦・伊藤圭)、横山琉人(18=美浦・相沢)の2人の新人騎手がデビューした。

永野は3Rでタマモヒップホップに騎乗して逃げ切り。いきなり初勝利を挙げた。

「同期(小沢)が阪神で勝ったので、自分も負けないようにと励みになりました。逃げ馬がいないので積極的にハナへ行こうと思っていました。道中は後ろの先輩から〝もう少し出して行け〟とアドバイスもらいながらでしたが、馬が最後まで頑張ってくれました。感謝したいです」と永野は初勝利の喜びをかみしめていた。

一方、横山琉は2鞍に騎乗して14、15着に終わった。「模擬レースとはやっぱり違いますね。頭数はもちろん、馬群の密集度やスピードとか全然違いました。これから慣れていかないとだめですね。実戦に騎乗して騎手になったという実感はありますが、今日は全然うまく乗れませんでした。これを明日(7日)の騎乗に生かしたいです」とデビューの一日を振り返った。

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