フジ震災番組で滝クリとばっちり?サブタイトル「わ・す・れ・な・い」を嫌悪する声

滝川クリステル

7日、フジテレビ系「Mr.サンデーSP」は、11日に発生から10年を迎える東日本大震災を検証する「わ・す・れ・な・い 宮古市を襲った5つの津波」を放送した。

岩手県宮古市を襲った5つの津波を、各局映像と被害に遭った人たちの証言で構成。突然、高さを増し、港や田畑、住宅を襲った津波の怖さを伝え、命を守る教訓にという内容だ。

当時の映像を放送する前に「津波の映像が流れます。ストレスなどを感じる方はご視聴をお控えください」などとアナウンスやテロップで呼びかけた。

ネットでは当時の映像が話題になったほか、別の部分もフォーカスされた。それは番組のサブタイトルである「わ・す・れ・な・い」の部分。これに対しネットでは「ひらがなにして『・』で区切る意味が分からない」「お・も・て・な・しとひっかけているの?」と五輪招致の立役者となった日本プレゼンター・滝川クリステルが2013年に発した言葉の〝流用〟を疑うコメントも見られた。

開催が危ぶまれる東京五輪・パラリンピックと震災発生から10年を関連付ける意図ではないかというものだ。しかし、フジテレビは震災と防災に関する番組「わ・す・れ・な・い」を2011年4月からシリーズとして放映。決して「お・も・て・な・し」を意識したものではない。名前を出された滝クリにとって迷惑な〝風評被害〟といったところか。

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