【新日本】「レベルが違うんだ」オスプレイが天山下す! 偉大なる帝国の全員がNJC初戦突破

天山を下したオスプレイ「レベルが違うんだよ」

新日本プロレス7日山梨大会の「NEW JAPAN CUP」1回戦で、ウィル・オスプレイ(27)が天山広吉(49)を下し2回戦に進出した。

「ユナイテッドエンパイア」を率いるオスプレイは、グレート―O―カーンとの「敗者モンゴリアンチョップ」で敗れながら「真・モンゴリアンチョップ」として同技を復活させた天山の執念に苦しめられた。10分過ぎにはラリアートからTTD、アナコンダバイス、アナコンダバスターと猛牛殺法を浴び続けた。

それでもムーンサルトプレスを寸前で阻止すると、オスカッターで試合の主導権を再び握る。真・モンゴリアンチョップで意地を見せる天山を肩に担ぎ上げて開脚式の変型ドライバーを発射。最後は背後から首に強烈なエルボーを叩き込み、ストームブレイカー(変型ネックブリーカー)で3カウントを奪った。

昨年10月に誕生したエンパイアは、今年1月の東京ドーム大会でオスプレイ、オーカーン、ジェフ・コブ(38)が全員シングル戦で敗れる屈辱を味わった。だが逆襲がかかった今トーナメントでは全員が1回戦を突破し、ここに来て帝国復興の兆し。オスプレイは「これまで散々好き放題言ってきたからには、ここでもう負けるわけにはいかなかった。容赦はしない。天山サンは持てるすべてを出したが俺を倒せなかった。俺はビリー・ゴート、コモンウェルス・キングピン、新日本最強のレスラーだ。レベルが違うんだ」と高らかに宣言し、NJC制覇を誓っていた。

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