J1のG大阪で発生した新型コロナウイルスのクラスターが拡大している。
G大阪が8日、トップチームの選手やスタッフを対象に実施したPCR検査で新たに選手1人とスタッフ1人の計2名が陽性判定を受けたと発表した。ともに症状はなく、隔離したうえで療養しているという。
G大阪ではこれまでにトップチームの計6名に感染が判明して保健所からクラスターと認定を受けていた。予定されていた3日の名古屋戦と6日の鹿島戦が中止となっているが、クラブは10日の大分戦(パナスタ)の開催を目指して7日から全体練習を再開したばかりだった。
今後についてG大阪は「現時点において、G大阪といたしましては関係機関との協議を続けており、濃厚接触者の特定・隔離、また感染予防策のさらなる徹底を図ることで、大分戦開催を予定しておりますが、今後の試合開催等については引き続き関係各所と協議のうえ、改めてご案内させていただきます」と方針を発表した。
このままクラスターの拡大が続けば、日程消化やクラブ運営への影響も懸念されそうだ。