【J1】クラスター発生のG大阪 10日の大分戦が中止に「感染の影響範囲が確定できない」

G大阪の宮本監督

J1のG大阪は9日、10日に予定されていた大分戦(パナスタ)を中止すると発表。名古屋戦(3日、豊田)と鹿島戦(6日、パナスタ)に続いて、リーグ戦が3試合連続で中止となった。

G大阪では4日までに、トップチームの計6人が新型コロナウイルスに感染。保健所からクラスター認定を受けていた。7日からは全体練習を再開したものの、8日のPCR検査で新たにトップチームの選手1人とスタッフ1人の陽性が明らかとなっていた。

G大阪は公式ホームページ上に「本日までに弊クラブ内においてトップチーム選手6名・チームスタッフ2名が新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受けております。本日、吹田市保健所からは昨日陽性判定を受けた2名(トップチーム選手1名・チームスタッフ1名)について濃厚接触者はいないとの見解を示していただきましたが、日々陽性判定者が増加している状況から、現時点での感染の影響範囲が確定できないため、3月10(水)明治安田生命J1リーグ第3節大分トリニータ戦の開催中止を決定いたしました」と説明した。

今後については「試合の代替日、及び今後の試合開催等については協議中ですので、改めてご案内させていただきます」とコメントしたが、今季も過密日程で試合は進んでいくだけに、大きな痛手となりそうだ。

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