ドイツ1部ドルトムントの〝神童〟FWユスファ・ムココ(16)を巡って〝クラシコ〟が勃発だ。
ムココは昨年11月に16歳を迎えると、12月の欧州チャンピオンズリーグ(CL)のゼニト戦でCL史上最年少デビュー、さらに同月の国内リーグ戦のウニオン・ベルリン戦でリーグ史上最年少得点を決めるなど欧州で旋風を巻き起こしている超新星だ。
そんな有望株についてスペインの移籍情報専門メディア「フィチャージェス」は「若い才能がレアル・マドリードとバルセロナを魅了している」と報じ、両クラブが獲得に乗り出していることが判明した。
ムココとドルトムントの契約は2022年までとなっているが「ジネディーヌ・ジダン監督率いるチームはムココがドルトムントでトップチームに定着すると確信している。次の移籍市場でマドリードの将来に向けたプランとなっている」と早ければ今夏の獲得を目指すという。
さらに「今年の夏の市場で大型補強を約束するジョアン・ラポルタが再び会長を務めることになったバルセロナも、ムココに関心を示していることは見逃せない」と指摘。バルセロナも新会長の号令のもとでリストアップしている。
Rマドリードとバルセロナは永遠のライバルで〝クラシコ〟と称される伝統の一戦は世界中から注目を浴びる。今夏は超新星を巡ってピッチ外でのバトルも激しくなりそうだ。