巨人に負けないソフトバンク 12連勝に工藤監督は「そこは置いておいてください」

本拠地でまたも巨人を下したソフトバンク・工藤監督

ソフトバンクは9日、巨人とのオープン戦(ペイペイ)に5―3で逆転勝ちした。

開幕ローテを狙う3年目の剛腕・杉山が2回に3失点を喫したが、2番手・笠谷の好投や周東の勝ち越し2ランなどで逆にリードを奪う。4回には37歳のベテラン・松田が、今宮の単打で一塁から三塁を陥れる積極的な走塁で好機を広げて得点につなげるシーンもあり、鷹の強さを改めて印象づけるゲームだった。

日本シリーズでは2年連続で巨人戦4連勝。2019年の交流戦、オープン戦を含めて巨人戦12連勝となった。報道陣に話を振られると、工藤公康監督(57)は「まあまあまあ、そこは置いておいてください」と制し「オープン戦ですから、お互い試すところもある。自分のチームのことで精一杯ですよ」と、シーズン開幕への準備に余念がない様子だった。

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