藤田ニコルが「にこるんビーム」を封印した本当の理由

藤田ニコル

藤田ニコル(23)が9日深夜に放送された「あちこちオードリー~春日の店あいてますよ?~」(テレビ東京系)に出演。テレビに出演するようになったいきさつと「にこるんビーム」を封印した理由を明かした。

もともと雑誌「nicola」「Popteen」のモデルとして活動していた藤田。雑誌モデルからテレビタレントへと飛躍したきっかけは、「Popteenで彼氏を公表していた」ことだという。

藤田によれば「Popteenに入りたてのころ、一般の彼氏を公表してたんです。ギャル誌ってみんな公表するんですよ。それをテレビの人に見つけてもらって、『ちょっと変な人がいる』ってなったらしくて、そこからオファーが」。

最初に呼ばれた番組は日本テレビ系の「今夜くらべてみました」。そして明石家さんまがMCを務めた同局の「行列のできる法律相談所SP」に出演した後、「お仕事が増えました。2014年です。そこからばーっと生活が変わりました」。

この話を聞いていた番組MCのオードリー・若林正恭(42)は「フワちゃんの言う通り、いま売れんなら日テレからだな」と感心しながら語った。以前、フワちゃんが出演した際に〝ブレークの秘訣〟として「狙いは賞レースより日テレ」と話していた。その言葉通りに藤田も日テレ出演からブレークしていたわけだ。

テレビ出演が増え「楽しかった。学校に行ってる感覚」という藤田だったが、ある番組をきっかけに「テレビが怖く」なり、「にこるんビーム」を封印することになったという。

「小学校6年生から『にこるんビーム』を好きでずっとやってたんですけど、台本に『登場 にこるんビーム』って書かれてからテレビが怖くなっちゃいました。やらなきゃいけないんだって、書かれた瞬間に急に冷めちゃって。それから一回も出してない」。2015年、テレビに出始めて1年ごろのことだ。

藤田は以前、りゅうちぇるが「ちぇるちぇるビーム」をやるようになり、「かぶるのが嫌でビームを打たなくなった」と語っていたが、本当の理由はこういうことのようだ。

楽しく自由にやっていたものが、急に〝商売道具〟扱いされて、使い方まで指示される。若い藤田には受け入れられないことだった。

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