反メーガン妃の名物番組司会者にテレビ界からも批判殺到

メーガン妃のインタビューは大きなインパクトを残した(ロイター)

メーガン妃への批判をめぐり、英情報番組の名物司会者ピアース・モーガンが9日、番組を降板したことを受け、米深夜のトーク番組「ザ・レイト・ショー」の司会者スティーブン・コルベアは同日、自身の番組で英国の視聴者を祝った。

問題の番組「グッドモーニング・ブリテン」のタイトルをもじり、コルベアは「おめでとう、明日は〝グレートモーニング・ブリテン〟だ」とあいさつ。モーガンの降板により「視聴者はより前向きになれる」と告げた。

生番組中に自分の意見を批判されて席を立ち、そのまま降板となったモーガンをコルベアは「子供っぽい」とこき下ろした。

モーガンはヘンリー王子夫妻の王室離脱を酷評するなど、反メーガン妃の急先鋒。先日放送された米CBSの独占インタビュー特番でも同妃が「王室内での人種差別で自殺も脳裏をよぎった」と明かしたことについて、「ひと言も信用できない」などと自身の番組で発言。

視聴者からは4万1000件以上の苦情が殺到していた。

一方、コルベアはリベラル派として知られ、「ザ・レイト・ショー」は特番を放送したCBSの看板番組の一つ。

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