鯉の守護神候補、ドラ1・栗林が5試合連続無失点「勝ちパターンで投げさせてもらえるようにやっていく」

力投する広島・栗原。対外試合の連続無失点を「5」に伸ばした

広島のドラフト1位・栗林良吏投手(24=トヨタ自動車)が守護神へ猛アピールだ。10日に行われた阪神とのオープン戦(甲子園)では8回裏のマウンドに登場すると、人生初の聖地ながら先頭の長坂を左飛に皮切りに木浪を遊ゴロ、板山を空振り三振とあっさり三者凡退。対外試合の連続無失点を「5」に伸ばし「緊張をコントロールできて球自体もいっていた」と振り返った。

球団はこの日、へロニモ・フランスア投手(27)が9日に「右膝内側半月板部分切除」の手術を受けたことを発表。守護神候補だった左腕の開幕が絶望となったことで佐々岡監督は「このメンツからストッパーを選ぶ」と明言した。期待を背負う栗林は「リリーフをやる以上は勝ちパターンで投げさせてもらえるようにやっていかないといけない」と自覚をにじませた。

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