レンジャーズが開幕戦を100%の観客動員で開催

レンジャーズ・有原にとっても〝朗報〟だ(ロイター=USA TODAY Sports)

有原航平投手(28)が所属するレンジャーズは10日(日本時間11日)にテキサス州アーリントンの本拠地グローブライフ・フィールドで行うホーム開幕戦を100%の観客を入れて開催すると発表した。

29日(同30日)と30日(同31日)に行われるブルワーズとのオープン戦と本拠地開幕戦が観客を100%動員。その後は「ソーシャルディスタンス・エリア」を設けるなどして、動員を制限する。

同球場は昨年オープンしたがコロナ禍のため、レンジャーズはレギュラーシーズンを無観客で行った。ただ、ポストシーズンでナ・リーグ優勝決定シリーズとワールドシリーズの舞台となり、4万300人の定員の3割に満たない約1万1500人の観客を入れて開催している。

飲食中以外のマスク着用を義務付け、球場内の至るところにハンドサニタイザーを設置し、安全な距離を保ち、昨季同様にキャッシュレスシステムを導入するなど感染防止に取り組む。

新型コロナウイルスの感染拡大が心配されるが、テキサス州のアボット知事は2日(同3日)にマスク着用義務を撤廃する方針を明かした。今季は全30球団が有観客での開催する見込みだが、開幕戦での100%の観客動員を発表したのはレンジャーズが初だ。

現時点で販売は3月と4月分の限定。満員のファンの声援を背に投げる有原の姿が見たい。

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